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覆面作家企画5 Fブロック感想
 さて、刻々と正解発表の日付が近付く中、駆け込みで感想を行きますよ!
 果たしてあと何ブロックいけるんだろう…。
 できればお知り合いがいるところは全部読みたかったのですが。
 
 今日はFブロック!
 相変わらず好き勝手書かせていただいておりますが、ご勘弁いただければ幸いです!

 そういえば、夏祭り企画の感想のお返事も書かないと…!

 

F01  狭間
まさか、台詞一つで終わる話があろうとは。とは言っても、かなりの長台詞。ジェームズ・ヒギンズ、良い仕事をしたな。ようするにそこは夢の世界で、もしかすると自分も寝ている間にそこに行ったことがあるのかもと想像したりしました。できたらぜひともジェームズ・ヒギンズ氏にお会いしたいものです。

 


F02  覆面朗読会を始めましょう
この話、なんだかすごく好きです。敬愛する人の死、ここぞという場面を友人に譲ってしまった後悔、それを引きずり続ける苦悶、それらが表題でもある一文ですっと溶けていく感じがありました。ドロシーもやはり同じように後悔し続けたのだろうなというのも読み取れます。短いながらも温かみのある良作でした。

 


F03  モノクロメトロ
最初は一人の女性の一人称で過去と現在を書いているのかなと思ったけれど、二人の女性を交互に書いていたのか。これだけ狂気の愛情を書いていながら、ハッピーエンドを思わせる終わり方にできたのはすごいなと思う。みんな幸せになれればいいな。

 

F04  ハートブレイク・ランニング
恋を失った少女の、すがすがしい青春物。盛り上がり最高潮の場面で崩しを入れて、笑いを取ったのは実に良かったと思う。主人公は新しい恋を手に入れるのか、それとも先輩とよりを戻すのか。これからどうなるのかがちょっと気になります。写真部の友人二人もきちんと伏線を回収しつつ良い味を出していました。

 

F05  いろはつき
まったく罪な男である。初恋は叶わぬものとはよく言われるけれど、失恋を乗り越えて前向きになる女の子は実に可愛い。主人公ももやもやとした思いを恋に、そして失恋を前向きな思いに昇華して、これからどんどん良い女になるんだろうな。お友達面々もなかなか良い味を出しておりました。

 


F06  太陽と月の王国
見事なまでに童話です。昔々から始まり、めでたしめでたしで終わる英雄譚でもありました。お題である色を、表現できない色としたのも面白かったです。また、諸悪の根源を太陽と月にしたのも(退治したのは竜ですが)珍しかったです。

 

F07  許し
テーマと物語がぎゅっと絞られている分、ものすごく濃厚な話に感じられました。(私の頭の中では「岳」の絵柄で再現されてました。w)閉じ込められたかのように真っ白な空間で、ただひたすらに悔恨を抱き得られるはずもない許しを求め続けるのかと思えば、しっかり幸せな未来を望んでいたのね。そんな素敵な先輩なら、きっと快く祝福してくれるんだろうなと思いました。

 

F08  愛情木端微塵斬り、同情十把一絡げ
ここまで来ると妄執の話。可哀想とか愛しいとか通り過ぎて、ちょっと恐い。お互い意地になりすぎて、死ぬ間際まで大切なものを得られなかった。それが人生になってしまった。満足してぽっくり逝ってしまったことを、良かったねとはどうしても言えないなぁ。とりあえず、羊の卵にはぎょっとしました。色々考えさせられる話。

 

F09  絶筆「明赫」〜建館の由来
確か白い絵の具で、時間がたつと剥離しちゃうのがあったなと思い出しました。その絵も、その絵の具で描かれたってことなのかな。入賞した絵も、そうやって描かれたのか。だとしたら、王子様はわざとその絵をエウドラに入賞させたのか。穏やかな人柄とその色合いのギャップで、文章の中にしかないその赤がとても鮮やかにイメージされました。

 

F10  俺 in QQ 24時
ちゃらい感じのにいちゃんの、ちゃらい口調から始まって、てっきり軽い話かと思ったら予想外に真面目で重かった。この詳しさから、作者様は知り合いに医療事務関係者がいるか、あるいは本人か。繋ぎのつもりで始めた仕事は実は人の生と死が隣り合わせの職場であると気付き、真摯に取り組むことを決める。題材は重いけど、どこか清々しいお話でした。

 

F11  『四本の筆』
良いお話でした。芸術文化の普及に貢献した二人の偉人の、その始まりを描いた作品。そのみずみずしさについつい引き込まれてしまいました。画廊に来た客の正体も最後に判明し、二人の偉業が今後長く称えられていくだろうことが伝わりました。あの若い二人が後年それだけのことを成し遂げたのだということが、なんだか嬉しく感じられました。

 


F12  白蛾降る
美しい題名に魅かれて読み出しましたが、話もタイトルに相応しい美しさと悲しさを持っていました。雪を蛾が死んで落ちるようだと表現したのを見るのは、初めてです。苦界の中で愛しいと思えた人と引き離され、身請けされた先でも地獄を見て、選んだ死に場所にさえたどり着けない。なんとも不幸で辛い物語を、舞い散る白い雪が悲しく彩っている、そんな部分に惹かれました。

 


 インパクトが強かったのは、F08「愛情木端微塵斬り、同情十把一絡げ」。タイトルからして強烈です。
 ものすごく心魅かれたのはF12「白蛾降る」。その文章の美しさとセンスの良さにすっかり脱帽いたしました。

 このブロックには、「まどろむ赤月」を始め私がものすごく大好きな作品をいくつも連載されているたかしょうさんがいらっしゃるのですが、なんとなくF12「白蛾降る」を書かれてるんじゃないかなと予想。
 「白梅を妻に娶る男のこと」で和風もいけそうだし、「巡礼とロバ」からダークもいけそうだし。
 でも、たかしょうさんはコメディタッチの作品もものすごくお上手だからなぁ。う〜む。
 

 

| 企画とか | 19:16 | comments(2) | trackbacks(0) |
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| - | 19:16 | - | - |
こんにちは。
覆面作家企画5でF11を書かせていただきました藤原湾です。
 拙作に感想頂き、ありがとうございました。
 みずみずしいと言っていただけて嬉しいです。二人の偉業に関して、嬉しく感じてもらえたのが、応援していただいているように感じられて喜びです。
 またご縁がありましたら、よろしくお願いします。
 それでは短文ですが、失礼します。
| 藤原湾 | 2011/10/18 6:15 PM |
藤原湾様、こんばんは。
管理人の楠 瑞稀です。

このたびはご丁寧に、ブログにコメントを下さいましてありがとうございます。
いやはや、拙い感想で申し訳ないくらいです!
でも、藤原さんの作品はとっても楽しませていただきましたよ。
主人公が高飛車だったり、才能の無さに落胆しているだけではなく、自分のしたいことをきちんと分かっている女の子だったというのが新鮮で気持ちよかったです。

また次の企画等でお会いできれば幸いです。
ではでは。
| 管理人 | 2011/10/23 12:49 AM |









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